エイスリーと凸版印刷、バーチャルヒューマンキャスティング事業で協業開始
株式会社エイスリー(東京都渋谷区、代表取締役:山本 直樹)と凸版印刷株式会社(東京都文京区、代表取締役社長:麿 秀晴)は、2023年5月より、実在する人物を元にした高解像度のバーチャルヒューマンを活用したキャスティング事業で協業を開始しました。
本協業では、凸版印刷の「トッパンバーチャルヒューマンラボ」内の「ライトステージ」を用いて計測した人体の高精度な実測データを元に制作したフォトリアルなバーチャルヒューマンと、エイスリーのキャスティングに関する幅広いコネクションと知見により、新たなキャスティング事業を行います。
近年、3DCGやAI技術の発展で、フォトリアルなバーチャルヒューマンが企業広告や動画コンテンツ、受付や施設案内などの実業務で活用され、新たなコミュニケーション技術として期待されています。バーチャルインフルエンサーや著名人のバーチャルヒューマンのアイデンティティが一つの提供価値として認識されるようになっています。
エイスリーと凸版印刷は、ライトステージを活用した実在の人物のバーチャルヒューマン化技術と、タレントやインフルエンサーなどの幅広いコネクションと知見を融合させ、バーチャルヒューマンのキャスティング事業で協業を開始します。これにより、より多くの人物のフォトリアルなバーチャルヒューマン化を進め、様々なシーンで幅広く活用することで、仮想から現実までの多様なコミュニケーションの実現を目指します。
協業内容では、エイスリーがタレントやインフルエンサーなどの幅広いコネクションと知見を活用し、実在の人物を凸版印刷のライトステージで計測して効率的にバーチャルヒューマン化し、広告やTVCMなどへの利用をはじめ、新たなモデルエージェンシービジネスを創出します。
エイスリーと凸版印刷は、双方のビジネス領域を掛け合わせた検証およびビジネス開発を推進し、2023年度中にキャスティング分野における事業創出を目指し、新たなモデルエージェンシービジネスを推進していきます。また、バーチャルヒューマンのなりすましや不正利用に対する取り組みとして、アバター管理基盤AVATECT®による本人認証・セキュリティ機能との連携も視野に入れ、提供機能の拡充を進めていきます。